法人ブログ

2015.10.09

睡眠の基本

理学療法士の堀です

理学療法士として、脊柱の柔軟性はとても大切です
そして、脊柱の柔軟性を奪う要因の一つに、睡眠不足があります

そこで今回は、睡眠の基本的なことについてお話したいと思います

まず始めに、「睡眠は何のために必要なのか」ということをあなたは考えたことがありますか
これは今まで多くの議論がなされていました

理学療法士である私の考えでは、睡眠は身体(脳・臓器・筋肉など)を回復させるためにあると考えます
十分な睡眠をとることで、
1日の精神・肉体的ストレスをリセットさせます

また、睡眠は副交感神経を優位にします

特に、22時~2時はゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンが最も分泌される時間帯になります
成長ホルモンの作用は、「骨、筋肉などの組織の修復」「成長など体の修復と再生」があり、
精神・肉体的ストレスを回復させると言われています

そのため睡眠不足は、副交感神経の働きを悪くするとともに、成長ホルモンの分泌の不足も起こるため、
精神的・身体的ストレスを蓄積します

夜更かしをした翌朝は、体がだるい感じや重たい感じがするのはこのためです

睡眠不良を起こすと自律神経に負担が掛かり、背骨が硬くなり怪我や痛み、
コリを生じて当院を受診される方も少なくありません

例えば、夜遅くまで勉強をしている学生さんや、夜遅くまでテレビなどを見ている人は、その典型例です

(成人の)理想的な睡眠時間は67.5時間といわれています

また、就寝前にはコーヒーや紅茶、緑茶、アルコールなどの刺激物質は避けた方が良質な睡眠がとれます

身体を健康に保つためには、なるべく夜更かしをせずに早めに就寝することをお勧めします
また、理学療法士としての視点からは、夜更かしをした翌朝は背骨が硬くなっているため、
背骨をこまめに動かすことをお勧めします

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