法人ブログ
2016.01.13
「温熱療法」は、気持ちいいですよ!
こんにちは、理学療法士の池田です
寒い時には、自宅のお風呂や温泉に行って温まるのは、とても気持ちいいことですよね
私たち理学療法士は、物理療法という治療も行います。その中に、痛い部分を温める「温熱療法」という治療方法があります
今回は、慢性的な痛みや体の緊張が強い人に効果的な、温熱療法の効果について説明します
まず、温熱療法とは、原因となる患部を温めて血行を良くすることで、緊張した筋肉をほぐしていく効果があります
これは、慢性的な腰痛や肩コリにとても効果的です
腰痛や肩コリには、筋肉自体が硬くなり痛みが出ている場合があります
その部分の血行を良くし、循環の改善を行うことで、筋肉が硬い部分を柔らかくしていく事が必要になります
温熱療法の方法は、たくさんありますが、自宅でいちばん手軽に出来るものは入浴です
ゆっくりと身体の深部まで温めるためには、少しぬるめのお湯(38~41℃)で半身浴などを長めにすると疼痛が和らぎます
大体20~30分温まると効果が現れます
患部を温めると血行が良くなりますし、入浴にはリラックス効果もあります
しかし、温熱療法にも禁忌となる場合があるため、注意をしないといけません
以下のような人は、特に気をつける必要があります↓↓↓
・痛みの激しい急性期の腰痛
・妊娠中
・高血圧、糖尿病
・癌
・熱さを感じない状態(手術後の部位、神経系欠損等)
・熱に過敏な状態(多発性硬化症等)
・重篤な循環器の障害
温熱療法は、気持ちいいというのが特徴です
しかし、くれぐれもお風呂のつかり過ぎによる体調不良を起こさないように注意して下さい
理学療法士 池田亮
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