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リウマチ

Rheumatology

リウマチについて

リウマチは、関節を包む滑膜が過度に増殖し、免疫の働きが自身の身体を傷つけてしまうことで、炎症が持続する疾患です。
治療では、痛みやこわばりといった症状の軽減を図るとともに、関節変形の進行を抑え、日常生活への影響をできるだけ小さくすることを目標としています。

主な疾患

関節リウマチ

骨や関節、筋肉など、身体を支え動かす運動器官、全身の免疫の異常にともなって関節に炎症がおこり、関節の腫れや痛みが生じ、それが長年続くと、関節が変形して重度な機能障害を引き起こす病気です。
「関節のあちこちが痛む」「身体がだるい」「手足がしびれ、痛む」などがよくみられる症状です。

関節リウマチになりやすい人

骨や関節・筋肉といった身体の動きを担う部位に免疫機能の異常が影響し、関節に炎症が生じることで腫れや痛みを引き起こす疾患です。
症状が長期間続くと、関節の変形が進み、重い機能障害につながることもあります。
主な症状としては、複数の関節の痛み・全身の倦怠感・手足のしびれや痛みなどが挙げられます。

膠原病(こうげんびょう)

全身の複数の臓器に炎症が起こり、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の呼び名です。
下記の疾患が、膠原病に含まれます。

  • リウマチ熱
  • リウマチ性多発筋痛症
  • 慢性関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス
  • 強皮症(全身性硬化症)
  • 多発性筋炎・皮膚筋炎
  • シェーグレン症候群
  • MCTD(混合性結合組織病)
  • 結節性多発動脈炎

痛風

高尿酸血症が原因で関節に炎症を起こす疾患です。
その名称は、痛みが足・膝・腰・肩・肘・手など全身の関節や骨端に移動し、強くなったり和らいだりする様子が、風が吹いたり止んだりする様子に例えられたことに由来します。場合によっては、風が当たるだけでも痛みを感じることがあります。

痛風の原因

尿酸が血液中で過剰になると関節に蓄積し、痛風発作を起こします。
ガイドラインでは、食事でのプリン体摂取を1日400mg程度に制限することが推奨されており、肉・魚介類の過剰摂取や毎日の飲酒、特にビールは痛風リスクを高めます。
最近では、副作用が少なく1日1回で服用できる治療薬も使われています。

外反母趾

足の親指が小指側に曲がり、付け根の関節が外側に突き出す状態を外反母趾といいます。靴を履くと突き出た部分が当たって痛みや赤みが生じることがあります。
リウマチが原因で起こる場合もあり、その場合は変形がより進行していることがあります。

外反母趾の原因

歩き方・合わない靴・運動不足・遺伝などが挙げられます。
一旦変形した足は手術しないと矯正はできませんが、進行を予防し痛みを軽くする方法は他にもあります。

リウマチの検査

関節リウマチの診断には、血液検査やレントゲン検査などが必要です。治療中も、薬の効果や副作用を確認するために定期的な検査が欠かせません。採血を通して薬の影響や病気の活動状態をチェックし、症状の改善具合を評価します。

血液検査

血液検査では、リウマトイド因子(RF)や抗CCP抗体、CRPなどを調べることで、関節リウマチの有無や炎症の程度、病気の活動性を評価します。

レントゲン検査

レントゲン検査では、関節の隙間の狭まりや骨びらん、変形の有無を確認し、関節の破壊や病気の進行度を判断します。

リウマチの治療法

リウマチの治療は、薬物療法を中心にリハビリや手術などを組み合わせ、患者様の状態に応じて行われます。
治療により病気の進行を抑え、生活の質を改善・維持・向上させることが可能です。症状が落ち着き「寛解」となった後も、治療を続けることで良好な状態の維持を目指します。

薬剤分類名・効果

薬剤分類名 効果
非ステロイド性抗炎症薬 痛みや炎症の軽減、抗リウマチ薬の補助
抗リウマチ薬 免疫異常・炎症の改善及び抑制、軟骨・骨破壊の進行遅延
生物学的製剤 抗リウマチ薬の効果不十分な場合に使用、炎症抑制 軟骨・骨破壊の進行抑制
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